妊娠したら知っておきたい知識

髪や頭皮のことを考えて選ぼう

手軽に、しかも髪を傷めずに髪を染めることのできるヘアカラーが注目を集めています。 簡単に使えるものではありますが、妊娠しているときの使用にはいくつか注意点もあります。

まず使用の際、塗布するための手袋やコームを準備しておかなければいけない場合があるということです。 手(特に爪)についてしまうと、取れなくなってしまうタイプもありますので、素手での使用が可能か事前に確認しておくと良いでしょう。

染毛の際、冬場など気温の低い時期は、染毛されにくいことがあります。 また、塗布後はしばらく待ち時間を設けなくてはいけませんので、寒い中にお風呂場の中で待ち続けることになってしまうことも・・・。

そのような場合は入浴前に、乾いた髪に塗布して待ってから入浴するという技もあります。 ヘアカラーはシャンプー後はもちろん、乾いた髪に対しても有効なのです。 むしろ、乾いた髪に使用するほうが染まりやすいという報告もあります。 (シャンプー後ですと、シャンプーに含まれるシリコン剤が染毛の邪魔になることもあるからです)

そして色移りをしてもいいように、染毛後髪を拭くタオルは、色の濃いものを使用しましょう。 洗濯すれば取れるものが多いですが、取れにくいものもあります。 染毛後の髪はすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。 熱により、色素を定着させられるからです。

そして、髪を傷めることなくヘアカラーをしたい人たちにおすすめなのが、へナです。 しかしへナにもメリット、デメリットはあります。

へナのメリットは、何といっても髪や頭皮を傷めないことです。 市販のヘアカラーのように酸性染料を使用していない、植物性の成分ですので、毒性がなく人体を傷めません。 (へナ100%ではない場合は、酸性染料を混ぜていたりすることもあり、その場合は髪などを傷めることもあります)

また、使用後は次回の使用まで一ヶ月空けなくてはいけないという制限もありませんので、生え際もまめに染めることができます。 また、へナには天然の効果がありますので、髪を丈夫にしてくれますし、頭皮の状態も健やかに保てます。 染毛効果も強いので、色落ちがしにくいので妊娠中でも安心です。

デメリットは、染毛力は弱いので、一度の染毛では染まりきらないことです。繰り返し何度か染めなければいけません。 また、染まる色味が決まっていますので、強制的にレッド〜オレンジ系統の色味になってしまいます。

そして、髪が丈夫になるぶん、パーマ液が浸透しなくなってしまいますので、パーマがかかりにくくなってしまうデメリットもあります。 へナ染めは、凝った髪型をしない、ナチュラル派の人に向いているのかもしれませんね。

最後にヘアカラーをする際、パッチテストをしていますか? 染毛剤が体質に合わなかった場合、アレルギー症状を引き起こすことがあります。 女性の場合は、妊娠・出産を経験すると体質が変わってアレルギー症状が出るようになることもあります。 毎回パッチテストを行い、安全に染毛しましょう。

やり方は、染毛剤を混ぜ合わせ、二の腕の内側などに塗る方法が一般的です。 パッチテスト用液の作り方は各商品によって異なることもありますが、染毛剤が1剤と2剤に分かれている場合は、事前に混ぜ合わせて作る方法が主流です。

染毛剤を混ぜ合わせる際は、金属性の皿は使用しないようにしましょう。科学反応を起こし変質する場合があるからです。 二の腕に綿棒などを使い、薄く均一にテスト液を塗ります。10円玉ほどの大きさが目安です。 テスト液が乾くまで数分待ちます。テスト液が乾ききらない場合は、ティッシュで拭きとりましょう。

そして48時間、テスト箇所には触れないで様子を見ます。 お風呂に入ったり濡らしたりしないように気をつけましょう。 48時間後、異常がなければヘアカラーをしても大丈夫です。

もし、48時間後かそれまでに、発疹、かゆみ、刺激などの異常があらわれた場合は、テスト剤を水で洗い落とし、そのヘアカラーの使用は控えましょう。